第2回(全5回)
パワーエレクトロニクス回路基板の「信頼性向上」と
「大幅コストダウン」を可能にするWIRELAID PCB技術

第一実業株式会社  
  ■ 既存PCBに対するワイヤレイドPCBの優位性






幅広の銅パターンの代わりにワイヤ(銅)を用いることでパターン幅削減が可能になります。それにより高電流PCBのサイズ縮小が可能になります。



1.のパターン幅削減により既存PCBでは不可能だった同一層内でのロジック回路とパワー回路の共存が可能となり、多層基板の総数削減も実現できます。




こちらは2.の実際例となります。ワイヤレイド導入前の基板は幅広の銅パターンを取る必要があり、6層多層板になっておりました。




パターン変更無しで1層(TOP層)にワイヤを2本追加しただけで6層から4層基板へ層数削減ができました。




上記基板断面写真でも分かるようにTOP層にワイヤが埋め込まれているだけで、他の一般的な基板の断面図と変わらないことが見て取れます。


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