① 07年第4四半期の販売急増、08年度の携帯電話産業は持続的に成長 2007年度、携帯電話産業の継続的な市場拡大により、拓墣産業研究所(TRI)は2007年8月、世界の携帯電話生産台数予測を11億5千万台に上方修正した。2007年第4四半期に関してTRIは、主に欧米市場が販売成長の牽引役になると予想している。更に2008年の初めから中国とアジア・太平洋地域での新年休暇に向け、市場は持続して成長する見込みだ。 製品の供給に対して、国際大手生産企業が長期休暇と販売増に対応するために、2007年度の第3四半期から続々と新機種を市場に供給している状況だ。TRIは第4四半期の成長率は第1~第3四半期を上回り、第3と第4四半期のQoQ成長率は20.76%に達すると予測している。これが2006年の第3~第4四半期約20%の成長率とほぼ同等であることを考えると、2007年の総生産台数11億5千百万台.は達成可能な台数であると思われる。