【半導体】TSMC、アリゾナに最先端2nm導入決定か 米で初の取締役会開催で観測 台湾メディア
2025-02-11 12:30:47
台湾の大手紙『聯合報』は2025年2月10日付で、ファウンドリ世界最大手の台湾TSMC(台積電)が同4日、米国時間の2月11日に米アリゾナ工場で取締役会を開催する予定であることを明らかにしたと報じた上で、米国で初の取締役会開催を決めたのは、半導体をはじめとする台湾の製品に関税を課すと警告した米トランプ大統領の意向をくみ、同社が最先端2nm(ナノメートル)製造プロセスの米国導入を前倒しすることを決めたためだとの見方が台湾の市場や業界に出ていると報じた。