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【EMS/ODM】受動部品Yageo、温度センサー芝浦電子にTOB ロボット事業強化で
2025-02-06 11:40:53
受動部品(パッシブコンポーネント)大手の台湾Yageo(国巨)は2025年2月5日、東証スタンダード市場上場で温度センサーの芝浦電子(Shibaura Electronics)をTOB(株式公開買い付け)で買収すると表明した。買収の目的について、台湾の大手経済紙『工商時報』(6日付)の伝えた台湾の市場関係者は、Yageoのロボット事業強化だとの見方を示した。
Yageoによると、買い付け価格は1株4300円で、5日終値に対する上乗せ幅(プレミアム)は36.94%。全株の取得を目指しており、取引高は計約655億円に達する見込み。
Yageoは、芝浦電子を深く理解した上で決定を下したとし、合併によるメリットと成長について明確なビジョンを持っていると強調。またこの買収が自社センサー事業拡大のカギを握るものだとした。
一方、芝浦電子は5日、YageoからTOB公表について事前に連絡を受けていないとした上で、Yageoが開示した文書の内容その他精査、検討した上で見解を公表する予定だと表明した。
Yageoは2022年10月、仏シュナイダーエレクトリック(Schneider Electric)のハイエンド産業用センサー部門買収している。工商時報の伝えた台湾のサプライチェーンは、「AI(人工知能)の導入で今後、自動化設備やロボットは機能がさらに強大になるが、人型ロボットが指令を順調に達成するには、センサーがますます重要になる。センサー分野をリードする芝浦電子は、電気自動車(EV)やロボット分野でYageoの助けになる」との見方を示した。
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