【PC】PC世界出荷、19年は成長回復 ビジネス用のWindows 10移行が牽引 Gartner調査
2020-01-16 10:30:26
調査会社Gartnerは2020年1月13日、19年第4四半期のPC世界出荷が前年同期比2.3%増の7061万2000台だったことを明らかにした。この結果、19年通年では前年比0.6%増の2億6123万7000台だった。
同社の首席シニアアナリストのMikako Kitagawa氏は、2019年のPC世界出荷が2011年以来で初の成長を見せたと紹介。米国、EMEA(欧州・中東・アフリカ)、日本における「Windows 10」へのアップグレードというビジネス需要に牽引されたとし、中国やアジアの振興地域では移行が進んでいないことから、「Windows 7」のサポート終了も相まって、アップグレードを背景にした成長が続くとの見方を示した。
さらにKitagawa氏は、米インテル(Intel)のCPU品薄という問題がなければ、PC出荷の成長はさらに速いものになったとの認識を示した。
ブランド別シェアでは、19年第4四半期及び通年とも中国レノボ(Lenovo=聯想)が首位だった。
【ソース:】TRI