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【EMS/ODM】鴻海、春節明けに「iPhone SE2」生産開始 生産要員の確保で好待遇提示
2020-01-16 10:18:32
EMS(電子機器受託製造サービス)世界最大手、台湾フォックスコン(FOXCONN=鴻海精密=ホンハイ)が、好条件で中国鄭州工場のガラス組立ラインで人員を募集し始めたことが、市場や業界の注目を集めているようだ。
台湾紙『経済日報』(2020年1月16日付)が報じたもので、今回の採用が米アップル(Apple)が今春に発表するとの観測が多数出ているスマートフォン「iPhone」の廉価モデル「iPhone SE2」の生産要員だとの見方が台湾で広がっているという。
経済日報によると、フォックスコン鄭州工場は中国の公式SNSで1月15日、デジタル製品を手がける事業群「iPEBG」で、ガラス組立要員の募集を始めた。注目を集めたのはその条件で、勤務開始は20年1月末の春節(旧正月)休暇明けすぐから、ボーナス、月収、福利厚生で好条件を約束した上、さらに、就職後すぐに担当するラインの稼働が最盛期のレベルになるため、稼げる残業が多いことを保証するとうたっている。
同紙はフォックスコン鄭州工場の今回の採用が、アップルが20年3月に発表するiPhone SE2を受注したフォックスコンが、好条件を提示することで同機の生産要員確保に動いていることを示すものだと報じている。
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【ソース:】TRI