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【中国】 『PC下郷』で新たに250万台のPC需要創出
2009-03-06 19:43:38
中国の内需拡大プロジェクト『家電下郷』の第3弾、PC製品の入札発表が昨日公開され、エイサー、レノボ、HP、Dellを含む14社が落札に成功した。今回の『PC下郷』により関連ODM業界は何れも大きな受注獲得が期待され、フォックスコン、ECS、クアンタ、コンパル、Wistronを中心としたサプライチェーン全体には年内だけで約400億NTドルのビジネスチャンスが訪れると見られている。(受注を獲得した企業については こちらを参照)


当社提携先であるTRI産業研究所(Topology Research Institute)の試算によると、『PC下郷』によって創造される新たなPC需要は今年中に約250万台、販売高で380億NTドルに達する見通しだ。

台湾の五大ODMメーカーである、クアンタ、コンパル、Wistron、インベンテック、PEGATRON等によるノートPC生産量は世界の総出荷台数の93%を占めており、『PC下郷』によって最大の利益を獲得すると予想される。また、関連部品のパネル、半導体、バッテリー、ベアリング、ケース、放熱モジュール、コネクタ、ケーブルなどのサプライチェーンの業績拡大にも大きく貢献するだろう。

また、デスクトップPCに関しては関連部品のマザーボード、パワーサプライ、コネクタケーブルなどのサプライヤーはほぼ全てが台湾企業である。PC本体のアッセンブリーは、HP製品がフォックスコン、TONGFANG(同方)製品がPEGATRON、Haier製品がPEGATRONとECSによってそれぞれ生産されている。

その他、エイサーは昨年、流通大手の SYNNEX(聯強)との提携を通じて積極的な中国市場開拓を進めている。同社は今回の『PC下郷』の落札企業に選ばれたことでシェア拡大の期待が高まっている。また、エイサーの主要ODMパートナーであるWistron、コンパルの業績向上にも大きく貢献するだろう。

TRI産業研究所は、「PC下郷によって2009年のPC販売量は250万台上積みされる。また、台湾PCブランドも約50億NTドルのビジネスチャンスを獲得するだろう」と予想した。

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【ソース:】TRI    【編集者:】Edward