【cellular-news】の報道によると、インド電信管理局(TRAI)は最新の統計データを発表、今年1月の携帯電話新規加入者数は1540万人に達し、インド市場の通信サービス加入者数は固定電話と携帯電話を併せて4億戸を突破した。
TRAIの発表したデータによると、今年1月時点でのインドの電話サービス普及率は昨年12月時点の33.23%から34.50%に上昇した。また、携帯電話の新規加入も増え続けており、昨年12月の新規加入者数は1081万人、今年1月は1540万人に達している。これにより、1月末時点での携帯電話加入者総数は3億6230人に達した。
一方、固定電話市場の加入者総数は昨年12月の3790万人から今年1月には3775万人に減少した。また、ブロードバンド加入者総数は昨年12月の545万人から今年1月には565万人に増加している。世界的な不況の中で、インドは中国と並んで携帯電話加入者数、サービスともに引き続き右肩上がりの成長を続けている。
インドの携帯電話市場は、現在世界で最も速い成長を続けているが、その成長動力は主に農村や比較的貧しい地域への普及促進によるところが大きい。昨年の携帯電話ユーザー数は年間成長率48%の3億4700万人に達したが、全人口比では未だに30%に達していない。このため、通信業界関係者の間では今後も大きな成長が期待出来ると注目を集めている。
TRAI =Telecom Regulatory Authority of India
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