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【液晶】 シャープの中国生産、技術提携内容が最も重要なポイント
2009-02-24 10:09:52
2月21日付け日本経済新聞は、シャープが上海広電(SVA)と提携し、液晶テレビ用パネルを現地生産する方向で調整に入った、と報じた。同報道によると、①亀山第一工業の設備を売却して委託生産、②合弁会社を設立して共同生産、の二案を軸に交渉を進めているという。しかし中国の業界関係者は、「SVAは予てよりシャープの技術を導入して生産ラインを建設したいと表明していた。しかし技術移転の方法で両者の交渉がまとまっておらず、提携の見通しは未だ不透明だ」と指摘している。


また、ロイターの報道によるとSVA関係者の証言として、「SVAとシャープの交渉は一年以上にわたって行われている。今の時点で何故日本のメディアが報道するのかがよく分からないし、現状では別の企業とも交渉を続けている段階で、シャープとの提携が決まったとはいえない状況だ。現在は世界的なパネル不況下にあり、新設ラインのタイムテーブルも何も無い状況である」と語っている。

しかし日本経済新聞の報道では、「生産技術を供与しながら委託生産する案を示したもよう」とされており、両者の交渉が技術供与をベースに一歩進められた可能性もある。

また、ロイターは別の関係者の言葉として、「技術が最も重要な鍵で、これが今後の利益獲得に直接影響する。単に1ラインの設備を導入してもSVAは技術的に何ら新たなものを得ることは出来ない。これはSVAの当初の考えにそぐわず、両者の提携には技術提携をどのように進めるかが最も重要な問題となるだろう」とのコメントを掲載している。

シャープの技術導入を巡っては、広東省広州市がTCL等と共に昨年交渉を続けており、最終決定が下されるまでは流動的に動く可能性があるだろう。

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【ソース:】TRI    【編集者:】Edward