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【台湾】 アリマ通信、LGから14機種の携帯電話受注へ
2009-02-17 13:22:10
携帯電話世界シェア3位に躍進したLG電子の移動通信部門Executive Vice President Skott Ahn氏は本日、「LGの今年の目標は世界シェア10％以上の獲得で、同時に低価格モデルの販売量を増やすことだ」と表明した。情報によれば、台湾の大手ODM企業「アリマ通信（Arima Comm）」がLGから14機種に及ぶ新製品の受注を獲得したと伝わっており、同社の2009年業績は幸先の良いスタートを切った。
Skott Ahn氏は今年の携帯電話市場に保守的な見方を示しており、営業収益は引き続き下落すると予想している。しかし利益率に関しては依然として5～10％近くの成長を見込んでおり、新興市場での入門者向け需要が鍵となる、と語っている。
LGの今年の携帯電話販売目標台数は1億台以上、シェア10％以上としている。因みに昨年の同社の販売台数は1億700万台でシェア8.5％だった。また、Skott Ahn氏は今後3－4年内に世界シェア第2位のブランドを目指すとも表明している。
アリマ通信はこれまで最大顧客であったソニー・エリクソンからの発注量削減が続いていたが、長期的に関係を築いてきたLGからの発注量が増大し、減少分を補うことに成功している。業界関係者によると、アリマ通信が獲得したLGからの携帯電話生産は14機種におよび、ソニー・エリクソンの縮小分を補うことは可能と見られるが、LGの各モデルの生産要求台数は比較的少ないため、全体の落ち込みを補うことは難しいと見ている。
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【ソース：】TRI 【編集者：】Edward
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