ニュース検索キーワードを入力ください
最新PC+ICT情報
最新Mobile+MID情報
最新Display情報
【中国】 政府主導による｢電子産業振興計画｣が策定、今後3年間で大規模投資
2009-02-16 11:50:42
金融危機による外部需要の減退に対応するため 、 中国政府は工業 ・ 情報化部主導による新たな景気対策施策「中国電子情報産業振興計画」の初稿を策定した。 今後3年以内に、12インチウエハ工場、第6世代液晶生産ライン、TD-SCDMAネットワーク建設等が財政支出と優遇税制によって最重要産業として政府補助のもと、発展が促される。
調査によると、この計画が順調に批准されれば、6大電子情報産業（「909プロジェクト」の拡大、12インチウエハ工場の建設、65～45nm半導体生産ラインの導入等）の国家重点プロジェクトが直ちにスタートされ、6世代以上の液晶パネル生産ライン建設を促すことになる。
その他、中国移動（チャイナモバイル）による全国レベルの3Gネットワーク建設、国家デジタルテレビアプリケーション開発センター、ソフトウェア及び情報サービス産業の育成、コンピュータ及び次世代ネットワークアプリケーション等の各プロジェクトが2009年～2011年の3年間で全て完成する予定だ。
こうした中国政府による内需拡大策に対し、中国への大規模投資を進めている台湾企業は新たな事業機会を期待している。特に、昨年春以降、中国と台湾の経済並びに貿易は以前に増して深まっており、Pou Chen Group.,（宝成グループ）の投資によるIVO（竜騰光電）、TSMC（台積電）、HeJian Technology（和艦）などのLCD、半導体メーカーは、今回のプロジェクトによって利益を獲得する可能性があると予想される。
【関連情報】
【中国】 中国移動、今年の端末補助金100億元に拡大
【中国3G】 MediaTek総経理、｢2010年に大幅な成長となる｣
【中国】 サムスン、LG、中国3G市場開拓を大幅に加速
【中国】 チャイナテレコム、31省で優遇策を展開
【中国】 液晶テレビ増産で人員不足、3000人を急遽雇用へ
※過去ニュースの閲覧は会員登録が必要となります
EMSOne会員申し込みはこちらまで!
レポートを除く全てのコンテンツが2日間無料！ 試用会員のお申し込みはこちらまで!
当日のニュースを毎日配信！ メルマガ会員へのお申し込みはこちらまで!
【ソース：】TRI 【編集者：】Edward
|
|