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【デジカメ】 日系企業、台湾メーカーへの生産委託拡大
2009-02-13 16:11:35
持続的な円高局面によって日系デジタルカメラメーカーのプレッシャーは一層拡大している。こうした状況下、各社は外部への生産委託方式を採用する可能性が高まっており、台湾系受託生産企業の業績拡大が期待されている。
台湾のデジタルカメラ生産企業Altekは、「日系メーカーによる外部への委託生産は、今後の長期的な趨勢となっている。円高によって生産委託の動きは明らかに速まっており、台湾のデジタルカメラOEM企業の業績拡大動力となっている」と、最近の動きを語っている。
現在、ニコン、オリンパス、カシオの外部生産委託比率は既に8割を上回っているため、今後の拡大余地は限られている。一方で、キヤノン、ソニーによる外部委託生産状況や今後の動向に注目が集まっており、この両社の動きが今後の業界動向を大きく左右する鍵となっている。
デジタルカメラOEM業者は、｢日系メーカーによる外部委託生産の流れは益々明確になっている。デジカメで言えばソニーとキャノンの二大大手は自社生産を堅持しているが、富士フィルム、パナソニックは既に外部委託へシフトしている。特に富士フィルは今年、外部への委託生産比率を6割まで高めると予想されている｣と表明している。
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【ソース：】TRI 【編集者：】Edward
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