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【ノートPC】 ODM大手各社の1月出荷状況
2009-02-05 10:59:50
第1四半期のノートPC市場は、元旦、春節などの休みが重なることで閑散期にあたるとされている。そして今年は更に経済不況が追い打ちをかけており、1月のノートPC出荷量は前月比30%の下落となった。


昨年、9月以降の大幅な市場衰退に伴って各大手メーカーの在庫が拡大、各社は一斉にかつて無いほどの在庫圧縮を進めてきた。しかしこうした在庫整理も1月末時点ではほぼ解消されたと伝わっており、一部では在庫不足による短納期発注も出始めている。大手ODMメーカークアンタ(Quanta Computer=広達電脳)、コンパル(Compal=仁宝電脳)、WISTRON(ウィストロン=緯創)及びINVENTEC(インベンテック=英業達) の1月出荷量は合計で600万台以上に達した模様だ。

以下、大手ODM各社の1月出荷状況:



ノートPC市場は価格の低下もあって、昨年、デスクトップPCの販売量を上回りPC市場での主導権を完全に獲得した。更に超低価格PC『Netbook』が全世界で急速にシェアを拡大していることもあり、今後も市場成長が期待されている。上記、大手4社の1月出荷量は600万台を突破し、今後も右肩上がりの出荷成長が期待されている。第2四半期以降の成長は更に顕著なものとなるだろう。

クアンタの2008年度出荷量は3650万台となり、当初目標の4000万台に僅かに及ばなかった。2009年の出荷目標は当初、15%増の4200万~4300万台を想定していたが、経済環境の悪化もあり、現在は「市場全体の成長と同じか若干上回る」との見解を発表している。

コンパルは今年の出荷目標を昨年度25%~28%増の3200万~3500万台に想定している。この目標達成には、上半期に少なくとも1280万~1400万台を達成する必要があるが、ベトナム工場の建設遅れや中国工場の拡張遅れなどもあり、相当な困難が待ち受けていると見られている。

ウィストロンの出荷目標は昨年末に設定した2500万~2800万台に変更はない。HP向けのビジネスモデルや東芝からの発注量拡大もあり、年間の出荷台数は業界2位のコンパルに肉薄する可能性が高いだろう。また、インベンテックの出荷量も1700万~1750万台に達すると見られている。

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【ソース:】TRI    【編集者:】EMSOne