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【台湾】 ASUSTeK／Foxconn、Best Buyの3社が提携、米国市場へ本格進出
2009-02-04 16:13:12
ASUSTekによる米国市場開拓は初歩的な成果を上げた模様だ。【IDC】の発表した最新データによると、ASUSTek（華碩）の08年第4四半期米国市場ノートPC出荷量は27.2万台に達している。関係者によると、同社は全力で米国販売ルートの開拓を進めており、今年の米国市場向け出荷量は100万台を突破すると予想している。
ASUSTeKは全世界向けにノートPC販売を行っており、現時点でのアジア太平洋地区とヨーロッパ地区でのシェアはそれぞれ5位と3位に位置している。しかし米国市場では進出が比較的遅かったこともあり、シェアは8位にとどまっている。
米国市場での販売状況で特に注目されるのは、看板商品である『Eee PC』の販売が急速に立ち上がっている点だ。昨年第3四半期の販売台数は19.1万枚、第4四半期には27.2万台に拡大しており、四半期成長率は4割を上回っている。
ASUSTekの急速な米国市場拡大には、昨年下半期に販売責任者となったChuck May氏の功績が大きいと伝わっている。同氏は以前にGatewayのルート販売責任者を務めており、これまでの各主要量販企業との良好な関係が、短期間の内にASUSTekの業績を引き上げる戦力となっているという。
今年上半期、米国市場を含む世界各国の市場は衰退が予想されている。しかしASUSTekはこれまでとは違った方式にて製品戦略を仕掛け、昨年比3割～4割を上回る成長で100万台の大台突破を目指している。
関係者によると、ASUSTekはフォックスコン（Foxconn=鴻海精密）ならびに米国最大手の３C量販店『Best Buy』との新たな提携関係を結んだ。調査によると、Best Buyが製品コンセプトを立案し、ASUSTekが開発・設計を担当、フォックスコンが製造を担うという3社間協定で市場を牽引するというプロジェクトだ。こうして製品化された商品は、Best Buyの米国各拠点で続々と販売が行われる。
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【ソース：】TRI 【編集者：】Edward
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